以前のブログでは妊活記録を書いていました。
その後不妊治療に踏み切り、現在は2人のこどもに恵まれたので、その経緯を記録しておきます。
その③です。
2人目不妊治療の開始・休止
1人目が2歳を過ぎた頃、不妊治療を再開しました。年の差3歳ねらいです。
1人目不妊治療の際に凍結していた胚が4つ(胚盤胞3つ、初期胚1つ)あったので、それらを移植します
その結果…
- 5日目胚盤胞4BA
- 5日目胚盤胞3BC
- 5日目胚盤胞グレード2
- 初期胚グレード2
… 陰性
… 化学流産
… 化学流産
… 化学流産
はい、全然うまくいきませんでした。4回中3回も化学流産でした
化学流産の時の生理痛はなんだかすごく重かったし、精神的にも身体的にもキツかったです……
(一番状態が良いはずの①5日目胚盤胞4BAだけ陰性だったのは意外でした)
1人目育児もまだまだ大変だし、今また採卵からやるのは辛いということで、一旦諦めることにして治療終了。
妊孕率が下がる35歳を目途に、やはりどうしても2人目が欲しいという気持ちになれば再チャレンジすることにしました。
2人目不妊治療の再開……と思いきや!?
私が35歳になる少し前の夏。
やはり2人目を諦めきれない……最後に挑戦してみよう、ということで不妊治療を再開することにしました
通院は2年ほどお休みしていたので、また必要な検査から行いました。
そして排卵のタイミングを見て、次の周期に卵巣刺激して採卵しましょうね、という段取りになっていたのですが。
なんか、私にしては珍しく、教科書通りのタイミングで排卵しそう? (いつもはちょっと遅いくらい)
なんか、エコーを見てると、卵巣がキレイな状態に見えるな? (偶然きれいな楕円に写っただけ)
なんか……いい感じなんじゃない???
なぜかそんな風に思って、ダメ元で「シリンジ法」を試してみることにしたのです。
1人目の時や2人目を考えだした時にも何回か(計10回くらい?)試してみたことはあったのですが、その時はかすりもしませんでした。
でも、今回はなんかいい感じ(直感)だし、何もしないよりは0.1%でも可能性があるならやってみよう、と思いました。
シリンジ法を行う際に気を付けたことは、なるべく奥に届けるように心がけたことと、すぐにこぼれてしまわないように数分の間腰を高く上げたことですかね(横になった状態で入れていました)。
勢いよく入れすぎるとあふれるのでゆっくりめに入れた方が良いかもしれません。
シリンジ法の後いつもの日常をあわただしく過ごしていたら、うーんなんかやたら眠いような……? 体がほてってるような……?? 怠いような……???
生理がいつ来るかによって、家族旅行と受診の予定がバッティングする可能性があったので、旅行に出発する直前に妊娠検査薬を試してみることにしました
そ、そ、そしたら、なんと……
(くっきりとはいかないけどはっきり目視できる)陽性反応!!!?
体調がいつもと違ったのでもしかしたら……とは思っていたものの、まさかまさか本当に陽性反応が出て本当にビックリしました
家族旅行は子どもがとても楽しみにしていたので予定通り出発しましたが、慎重に行動しました。
そして不妊治療クリニックにて無事胎嚢と心拍を確認
1人目の時は20代でも結構苦労したので、今回は30代半ばだし難しいかもな……と思っていたのに、予想外の嬉しい結果でした
辛すぎた2人目妊娠期間
その後、妊娠経過自体は順調だったのですが、
つわりがしんどくて2ヶ月休職したり、やっとつわりが収まってきたと思ったら実母に突然末期がんが見つかったり、あれよあれよという間に実母が亡くなったり、つわりがなくなってもずっと体調が悪かったり、
もう本当に色々あって辛かったです
特に実母に関しては本当に突然で、急激に病状が悪化してしまい、本人が最後にやりたいと言っていたことを何もさせてあげられませんでした。
亡くなる2ヶ月前までスポーツの試合に出て走り回ってたのに。
つわりが終わったらおいしいもの食べようねって約束してたのに。
子どものお洋服作ってあげたいって言ってたのに。
子どもと一緒にお出かけがしたいって言ってたのに。
赤ちゃんの顔が見たいって言ってたのに。
そんなわけで、まあ大変なストレスを受け、まともに眠ることもできない日々があったりして、2人目が無事に生まれてくれるのか不安でしたが、なんとか無事に出産することができました
(なんなら予定日超過して全然出てくる気配無くて誘発分娩になった)
以上、これにて長い長い妊活・不妊治療履歴は終了です。
お読みいただきありがとうございました!!
2人目妊活で使用したもの


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