雑談です。
当ブログをご覧の皆様は、「芸能人格付けチェック」というTV番組をご存知ですか?
お正月とかの特番で、
「芸能人がどれだけマナーを知っているか? 本物の良い品を見極められるか?」というテストを繰り返し、間違えてしまうと
【 一流 → 二流 → 三流 → そっくりさん → (TVに)映す価値無し 】
と芸能人ランクが落ちていってしまうというアレです。
このTV番組が昨夜放送されていて、今回は「一流芸能人に「和」の常識はあるのか!?」というテーマでした。
で、この中でちょっと驚くようなシーンがあったんですね。笑
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お吸い物の正しいいただき方
テストのひとつに、和食の正しいいただき方を知っているか? というものがありました。
出てきたお料理は、お蕎麦、土瓶蒸しに、お吸い物(有頭海老入り)。
衝撃シーンはお吸い物のテストのときだったので、まず番組で紹介されていたお吸い物の正しいいただき方を書きたいと思います。興味のある方はどうぞ。
(説明がわかりづらかったり、間違っているところがあったらすみません)
- 左手を器に添えて、右手で蓋を開ける。
卓上に水滴が落ちないように、蓋は器の上で開けること。取った蓋は器の横に。 - 右手で器を取り、左手に持ち替える。
- 箸置きに置いてあるお箸を、お箸の上から右手で持ち、
左手(器を持っている)の人差し指と中指でお箸の真ん中辺りをつまむ。
そのまま、右手をお箸の上で滑らせながら、右手をお箸の下側にもっていく。
(これでお箸を使える状態になる) - まずはお吸い物のお汁だけいただき、素材のお出汁を楽しみましょう。
- お出汁を味わったら、お吸い物の具をいただきます。具はもちろんお箸で取ること。
- 有頭海老はまずお箸を使ってお汁から取り出し、蓋の上に置きます。
- 海老の殻を剥く際は、頭の部分を左手で押さえ、右手でお箸を使って剥きます。
両手で、手づかみで殻を剥くのはもってのほか。必ず片方の手でお箸を使いましょう。 - 海老をいただき終わったら、剥いた後の殻は器に戻し、蓋も元通りに閉じます。
・・・長いわ!!!
まあ端的に言うと
「有頭海老は蓋の上にちょい置きしてからお箸使って殻剥こうね!」ってのがポイントです。
泉ピン子さんの海老の剥き方が衝撃
で、衝撃シーンですよ。
このお吸い物(有頭海老入り)テスト、博多大吉さんと泉ピン子さんが受けていたんですが、泉ピン子さんの海老の剥き方がまあーすごかった。
どうすごかったかと言いますと、
まずね、海老をお汁から取る時ね、お箸を捨てて手づかみだったんです。
つまりはお汁にお手々がダイレクト・イン。
和食のマナーを試されてるんだからせめてまずお箸で取りませんか!?
っと私はびっくりびっくり。
ピン子さんはダイレクト・インの後、器の上で海老を剥き続けていたのですが、ちょっと手が滑っちゃって海老がまたお汁の中に落ちちゃったんですね。
そして再びのお汁にお手々がダイレクト・イン。
一度ならず二度までも。
案の定、泉ピン子さんは「常識無し」判定されていました・・・
和食って難しいけど綺麗に食べられたら格好良いよね
この番組の「正しいマナー」「正しいやり方」を見ていて、
「へー知らなかった!!」
と思うことは山ほどあるのですが、さすがに、ちゃんとした和食のお店で海老手づかみは誰だってアカンと思うやろ、とかなり衝撃でした・・・笑
きっと、一緒にご飯食べてる人もビックリしてしまうのではなかろうか。
かくいう私もお魚を綺麗に食べるのがとっても苦手で、お魚料理を敬遠しがちなのですが、
番組で放映された「正しい食べ方のお手本」を見ていて、「これが完璧にできたらすっごく格好良いだろうなあ・・・素敵だなあ・・・」と羨ましく思いました。
完璧には難しいかもしれないけど、お食事をご一緒させていただいている方と気持ち良く楽しい時間を過ごせるように、ちゃんとしたマナーを身につけたいな、と感じた次第です。
そしていつかは和服の似合うしっとり奥様になりたい。
(でも建てようとしているマイホームはごりごりの洋風 ←)